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ATI-東京 国際的アントレプレナー育成でカンファレンス

2002/09/02 16:30

週刊BCN 2002年09月02日vol.955掲載

 

 米スタンフォード大学で日本におけるアントレプレナーシップを議題とする学生主体の団体、アジアテクノロジーイニシアティブ東京(ATI-東京)はこのほど、東京都内で第2回カンファレンスを開催した。東京工業大学、東京大学の大学院生を中心に昨年設立された団体、学生ビジネス研究会(BLS)と共同開催したもので、テーマは「21世紀に活躍する国際的アントレプレナー」。

 午前中は、スタンフォード大経営大学院のウィリアム・ミラー教授による基調講演「国際的な舞台における技術系ベンチャーの重要性とは」に続き、安延申・スタンフォード日本センター研究所長(ヤス・クリエイト代表取締役)を議長に、「成功する国際化戦略」をテーマにしたパネルディスカッションを実施。パネラーにACCESSの荒川亨社長、サンブリッジのアレン・マイナー社長、モバイルインターネットキャピタルの西岡郁夫社長、Global Catalyst Partners創業者の大澤弘治氏を迎え、熱い議論を繰り広げた。安延氏は開催後、「今回参加していたような日本人学生が国際的に活動していくことに関心をもってくれれば、日本の大学と企業の関係も変わっていく」と語っていた。
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