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沖電気 ネット発注・決済機能付きロッカーシステム開発

2002/09/09 16:30

週刊BCN 2002年09月09日vol.956掲載

 

 沖電気工業(篠塚勝正社長)は、インターネット発注機能付きロッカーシステム「ウェブロッカー」の開発で、四次元ポート(鈴木康久社長)およびクリナップ(井上強一社長)と提携、9月から販売を開始した。

 「ウェブロッカー」は、インターネットの発注・決済機能と宅配ロッカーの機能を組み合わせ、ユーザーがインターネットで購入した商品やクリーニング、現像・焼増し写真の受け取り、さらには宅配便の受発送などのサービスを、24時間いつでも確実に提供するシステム。

 サービスの申し込みは、「ウェブロッカー」に備え付けられているタッチパネルか、家庭のパソコンからインターネットで行い、決済についてはクレジットカード、口座振替などが利用できる。

 「ウェブロッカー」は、11月から出荷を開始する予定で、すでに、東武鉄道(根津嘉澄社長)および東武ランドシステム(中村和好社長)が、同システムを利用した生活密着型サービスの提供を計画しているほか、11月頃に、東武東上線ふじみ野駅を中心に実験を開始する予定。

 価格は350万円から(ウェブロッカー標準4列モデル、ソフト込み/モール使用料、運営費、保守サービス、工事費等別途)で、初年度に1億円、2005年度には50億円の売り上げを見込んでいる。
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