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メタフレームの指南書

2002/09/09 16:30

週刊BCN 2002年09月09日vol.956掲載

 メタフレームの導入、管理、運用の実践的解説書『メタフレームXP実戦ガイド第2版』(CQ出版)が登場した。

 メタフレーム導入における現場の立場で、運用上のポイント、疑問を詳しく解説したのが特徴。価格は3000円。319ページで読み応えは十分。サーバーベース・コンピューティングに関心のあるシステム管理者は必読。

 メタフレームとは、業務ソフトをサーバー上に格納し、必要なときにクライアントパソコンから引き出して使う仕組み。

 メタフレーム大手のシトリックス・システムズ製品は、国内だけで、98年末から累計で、1800社が30万ライセンスを購入。今年末(02年12月)までには2000社、40万ライセンスに達する勢い。

 これまでは、サーバー側のCPU能力がボトルネックになり、クライアント数を増やしにくいなどの意見があったが、最近は、ブレードサーバーなど並列処理を得意とする小型で高性能、省電力機が登場し、投資対効果が大幅に改善している。
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