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アダプテックジャパン ユーザーと直接向き合うサポートへ

2003/03/03 19:14

週刊BCN 2003年03月03日vol.980掲載

保守サービス拠点を全国に設置

 ストレージ製品を主に手がけるアダプテックジャパン(ジョー・プレソ社長)は、ストレージサブシステム「デュラスター」のサポート体制を強化する。

 製品購入の際、標準で添付している1年間の電話によるテクニカルサポートでは、これまでエンドユーザーからの質問・クレームなどの受け付けは販売代理店を通してのみ可能だった。そこで今回、アダプテックジャパンとユーザーが直接やり取りができる体制を作った。10人のスタッフをテクニカルサポートチームに置き、専用回線による直接の対応ができるようにした。

 瀧川大爾・マーケティングプロダクトマーケティングプロダクトマネジャーは、「リセラー(販売代理店)を通したサポート体制では、どうしても問題解決までの時間がかかってしまい、エンドユーザーの不満の元となっていた。また、ユーザーの顔が見えにくく、ユーザーが何に困っているか、何を要求しているかが分かりづらかった」と話す。

 オンサイト(出張)保守サービスに関しては、従来は2営業日以内の対応のみだったが、これに加えて、4時間以内のオンサイト保守サービスもオプションで提供を開始した。同社製品の保守サービス拠点を全国に設置。同社のカスタマー・エンジニアが、修理やパーツ交換など、直接対応する。

「サポート体制の見直しで、ユーザーやリセラーに付加価値の高い製品を提供できる」(瀧川マネージャー)としており、リセラー企業を今後10-20社ほど増やしていき、拡販を図る構えだ。
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