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NAC 2月のウイルス届出状況、Klez(クレズ)の蔓延続く

2003/03/10 19:14

週刊BCN 2003年03月10日vol.981掲載

 日本ネットワークアソシエイツ(NAC、加藤孝博社長)は、今年2月におけるコンピュータウイルスの届出状況を発表した。この統計は、2月に同社サポートセンターに寄せられた問い合わせ情報をもとにウイルス感染被害をまとめた。上位5位は以下の通り。

 ▽1位「W32/Klez@MM」296件(前月278件)▽2位「VBS/Redlof@M」122件(前月99件)▽3位「X97M/Laroux.a.gen」96件(前月88件)▽4位「JS/NoClose」83件(前月118件)▽5位「W32/Klez.rar」76件(前月71件)

 同社では、2月全体を総括して、「一時W32/Lovgateが注意を喚起したものの、いぜんKlezの蔓延が著しく、このウイルスが企業に与えている影響が最も大きいと考えられる」としている。
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