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アルプスシステムインテグレーション 授業支援の無線LAN構築へ
2003/04/28 19:17
週刊BCN 2003年04月28日vol.988掲載
アルプスシステムインテグレーション(ALSI、大喜多晃社長)は、教育機関向け無線LAN構築事業を開始する。学校のパソコン教室などにおける同社の授業支援システム「SMART Jr.(スマートジュニア)」を無線LAN環境に対応させ、無線LANシステム構築とともに売り込む。価格は20クライアント構成の場合で88万円から。6月中旬から提供開始する予定で、初年度500校、2億5000万円の売り上げを見込む。
学校需要の囲い込み狙う
同社の「SMART Jr.」は、教師のパソコンから複数の生徒のパソコンへリアルタイムに動画や画像などを配信でき、教師から生徒への学習コンテンツの配布・回収や、出席状況の一覧表示、生徒用パソコンのリモート操作などが行える。今回、ネットワーク機器を手がけるコンテック(吉永良社長)と提携し、「SM ART.Jr」をコンテックの無線LAN製品に対応させ、システム構築とともに「SMART.Jr」を売り込む。ALSIでは、これまで有線LAN環境での提供しか行っておらず、「授業支援システムを無線LANシステムとともにパッケージ化して提供するのは、当社が初」(川居睦・システム商品部教育関連事業&セキュリティサービス事業副部長)という。
川居副部長は、「全国のパートナー企業や学校を訪問し、『いつでも・どこでも』というモバイル環境のニーズが確実にあると感じていた。また、実際に無線LAN環境を構築したユーザーの話を聞くと、トラブル続きであり、窓口も一本化されていないため、ユーザーはどの機器メーカーやシステム販社に聞けば良いか、頭を悩ませているという話を聞いていた」と説明する。
「当社が無線LAN構築システムも含め、パッケージ化して提供することによって、容易に導入が可能で、ユーザーも当社に窓口を一本化でき、不安も解消される」(川居副部長)としている。販売開始にあたり、同社では全国5か所で教育事業セミナーを予定。その中で無線LAN構築システムを紹介していくなど、今後成長が見込める教育機関の無線LAN需要を囲い込みたい意向だ。
アルプスシステムインテグレーション(ALSI、大喜多晃社長)は、教育機関向け無線LAN構築事業を開始する。学校のパソコン教室などにおける同社の授業支援システム「SMART Jr.(スマートジュニア)」を無線LAN環境に対応させ、無線LANシステム構築とともに売り込む。価格は20クライアント構成の場合で88万円から。6月中旬から提供開始する予定で、初年度500校、2億5000万円の売り上げを見込む。
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