今年度中に70社に拡大へ

 アクシスソフト(登坂忍社長)は、「Biz/Browser(ビズブラウザ)」のパートナー経由での販売支援プログラムを強化、今年度30万ライセンスの販売を目指す。Biz/Browserは業務で利用するブラウザ。入力しにくいウェブアプリケーションによる生産性の低下やパフォーマンスの低さといった問題をカバーし、プラットフォーム、アプリケーションサーバー、データベースを選ばず利用することができる。昨年度までは直販による販売で累計15万ライセンスを出荷した。今年度はこの実績をベースにパートナー販売を強化していく。現在39社のパートナー数を今年度中に70社まで拡大する。

 Biz/Browserは、OS、データベース、アプリケーションサーバーを選ばず利用することが可能で、東京海上火災保険、大成建設など、大手企業に採用されている。昨年度までは直販中心に営業してきたが、今年度からパートナー経由の販売を強化する。登坂社長は「直販を進めてきたのは、まず事例を作らなければパートナー経由の販売に結びつかないと考えたからだ。昨年度は金融業だけで8万ライセンスを販売した。また、サービス業や流通業など多店舗展開をしている業種に展開していくことにも力を注いだ。このように、当社が事例をつくり、パートナーが拡販していくサイクルをつくりたい。もともと、Biz/Browserはデファクトスタンダードになることが目標。そのためにはパートナー経由でのビジネスが欠かせない。今後さらにパートナー経由でのビジネスを強化していく」と語る。

 具体的には、昨年度中にパートナー制度を変更。契約料50万円を徴収することで、ビジネスを検討するパートナーを対象に、アクシス側に担当営業をつくりビジネス立ち上げを補助する体制をつくった。製品価格は値上げする一方で、逆にパートナーへの仕切価格を引き下げることで、パートナーにとって収益性の高いビジネスができる体制とした。7月1日には、初めてのパートナー総会を開催。「ウェブアプリケーションの導入は、コスト削減がメリットだが、パフォーマンスや生産性についてはあきらめている場合が多かった。Biz/Browserを使えばそうした欠点が補えるので、パートナー各社にとっては大きなビジネスチャンスがあると感じてもらった」と、パートナーからの反応も好評だという。