ポーランドに本社を置くアドレムソフトウェアは、ネットワーク管理ソフト「AdRem NetCrunch(アドレムネットクランチ)3.0」を日本語化し、今年末から日本で販売を開始する。ネットクランチは、ネットワーク上のデバイスをリアルタイムに監視し、階層的なネットワークマップの表示、SNMPを使用したデバイスの監視、アラート管理、トレンド分析とレポーティングなどの機能をもったネットワーク管理ソフト。今回、初めて日本語化し、販売を開始することになる。同製品を日本に紹介する役割を担うソフトチャイナジャパンの平里守人社長は、「従来の総販売代理店を定めるという方法ではなく、各分野に強い販売店を募集し、売り分けていくことが適している」とみている。

 ネットクランチ3.0は、現在ポーランドで日本語化を進めている。アドレムソフトウェアは、2年前に北米での販売を開始。多くの顧客をつかんだことから、アジア向けに本格販売を開始することになった。

「ポーランドのネットクランチ社は、1998年にポーランドで設立。CEOであるトマス・クニツキ氏がポーランドの国鉄でネットワーク管理者として働いていた時に、自分が欲しいと思うようなネットワーク管理ツールがなかったことから、自ら開発を着手。製品を発売後、35万サーバーへのインストールを実現し、現在の売上構成は北米で70%、欧州で23%、アジア3%、アフリカ4%という比率で全世界に販売している」(アドレム社)。

 アドレムソフトウェアは日本法人をもっていないので、これから販売代理店を作り、販売方法を決定していく。今回、同製品を日本に紹介したソフトチャイナジャパン、もしくはアドレムソフトウェアの専用電子メールアドレス(japan@adremsoft.com)に問い合わせをすれば、製品の詳細説明をしてもらうことができる。

 ネットクランチ3.0は、ネットワーク管理ソフトといっても、パケット監視ではなく、ネットワークに接続されたデバイスを監視する。

 ネットワークに接続されたデバイスについては、パソコン、ネットワーク機器、プリンタなどを自動的に発見。それを実際のネットワークと同様の図にして表示。ネットワークサービスの可用性、反応時間などを監視する。

 監視はウェブ上から行うことができるため、遠隔地からの監視も可能となる。

 監視しているネットワークについては、論理的、物理的トポロジーとその内部の従属性をマップ化することで、ネットワーク管理者のITインフラに関する洞察を助ける。

 ルータ、スイッチ、プリンタなどSNMPプロトコルを使用しているデバイスを簡単に監視することが可能で、簡素XML定義によってSNMP情報を改めて勉強することなく、監視することができる。