セキュリティベンダーのトリップワイヤ・ジャパン(北原真之社長)は、主力製品であるネットワークの監視・リカバリー(修復)ソフト「Tripwire for Servers」と、管理ツール「同 for Manager」を今月下旬から販売開始する。今後1年間で、それぞれ3000ライセンス、300ライセンスの販売を見込む。
「Tripwire for Servers」は、システムが安全な状態のデータを検証しておき、ネットワークが改ざんされた場合に、変更を検知しサーバー上のデータを正常な状態に戻す。前バージョンでは、改ざんがあった際、「いつ」、「何を」までしか把握できなかったが、新バージョンでは、「誰が」まで特定することが可能になった。
一方、その管理ツールである「同 for Manager」の新バージョンは、GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)を使ってリモートから一括して集中管理することができる。1台の管理コンソールから2500台までのサーバーデータを管理することが可能。このほか、新規ソフトのインストールやパッチの適用も可能で、正常に作業を行えたかも確認することができる。