今夏には、親会社の独SAPがリリースした中小企業向けERP製品「mySAP Business one(マイエスエーピービジネスワン)」を国内向けに出荷する予定。同製品は、独SAPが2002年に買収したイスラエル企業のトップ・マネージ・フィナンシャル・ソリューションズのアプリケーションがベースになっている。経理、人事管理、販売、購買などの業務効率化が図れ、大企業向けERP製品「SAP R/3」との親和性が高いため、本社で「SAP R/3」を活用している大企業の地方拠点などの需要を見込む。同時に、「中小企業向けはすべて、パートナー経由で販売を進める」(竹田バイスプレジデント)方針で、拡販のために新たなパートナーの開拓を始める。