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マクロメディア、日本オラクル 企業向けウェブアプリ分野で協業

2004/03/01 20:24

週刊BCN 2004年03月01日vol.1029掲載

 マクロメディア(井上基社長)と日本オラクル(新宅正明社長)は、企業向けウェブアプリケーション分野において協業する。今回の協業では、マクロメディアのリッチクライアント技術「マクロメディア・フラッシュプレーヤー」とオラクルの最新プラットフォーム「オラクル10g」を連携し、従来ウェブブラウザ環境では実現が難しかった操作のしやすい業務アプリケーションの構築を支援していく。

 具体的には、「マクロメディア・フラッシュMX 2004」で作成したコンテンツと、「オラクルデータベース10g」が管理する業務用データおよび「オラクルアプリケーションサーバー10g」上で動作するJ2EEアプリケーションがスムーズに連携する仕組みの提供を目指す。

 両社はすでに製品の技術面における検証を終えており、今後はプロモーション活動、営業活動を共同で行うほか、「フラッシュ」による開発技術の習得を目的としたセミナーを開催するなど、技術者育成にも積極的に取り組んでいく。
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