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リコー 調剤業務に適したプリンタ発売

2004/03/01 20:24

週刊BCN 2004年03月01日vol.1029掲載

 リコー(桜井正光社長)は、ジェルジェットプリンタ「イプシオGシリーズ」の新製品として、調剤薬局における個別帳票の印刷業務を効率化する調剤業務用医療モデル「イプシオG707-ME」を発売した。価格は12万8000円。年間3000台の販売を見込んでいる。

 新製品は、同社独自のジェルジェットテクノロジーを採用し、高速出力と普通紙高画質、低ランニングコストを実現したジェルジェットプリンタ「イプシオG707」をベースに開発した。調剤業務用医療モデルとしては、高速カラーレーザープリンタ「イプシオCX8200-ME」(価格54万8000円)に続く第2弾となり、主に中小規模の調剤薬局向けに提案していく。

 本体前面から用紙が簡単にセットできるフロント手差しを装備し、薬歴簿の追記印刷や処方箋裏面への調剤録の印刷など、患者ごとの個別帳票印刷がスムーズに行えるほか、500枚給紙トレイによって、お薬情報シートなどの印刷も1台で行うことが可能。
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