米アベンテイル(ワシントン州、エバン・キャプレン社長)は、同社が開発した最新プラットフォーム「アベンテイルASAP7.1」を載せたSSL-VPN(セキュアソケットレイヤ-仮想私設網)機能を提供するアプライアンス「EX-1500」を5月26日から販売する。価格は25ユーザー同時接続の場合で198万円から。日本国内では正規販売代理店であるテクマトリックスと三井物産の2社を通じて提供する。

 新プラットフォームは、クライアントのセキュリティ対策強化と管理の容易さを実現した。管理機能では、アクセス定義ページからグループ登録が可能で、どのユーザーがどのファイルにアクセスして良いなどのアクセスルールをワンクリックでブラウザ上から行えるようになった。

 また、クラインアント側のセキュリティ機能強化では、通常、クライアント端末を利用した場合などに残るログ(作業履歴情報)を、ユーザーが端末の利用を終えると同時に自動消去する。この機能により、「インターネットカフェのパソコンや公共端末から社内システムにアクセスした際、ログが残らずさらに強固なセキュリティ対策が施せる」(リチャード・ティン・アジア太平洋運営ディレクター)という。

 アベンテイルが日本市場に1999年に参入した時から販売パートナーとして展開しているテクマトリックスの伊藤吉也・ネットワークセキュリティ営業部セキュリティソリューション課長は、「SSL-VPN製品は参入ベンダーが急増しているが、アベンテイルの使い勝手の良さやセキュリティレベルの高さは大きなアドバンテージがあり買い替えニーズを取り込める」としており、新プラットフォームの投入により、前バージョンの2倍の160台の出荷を見込んでいる。

 SSL-VPNは、暗号化技術SSLを使って構築したVPN。専用線を使わずに、出先から基幹システムにアクセスするなどの安全なリモートアクセス環境を低コストで実現でき、使い勝手が良いという利点がある。