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NEC PCサーバー販売好調 短納期Gモデルがけん引役

2004/09/06 21:09

週刊BCN 2004年09月06日vol.1054掲載

 NEC(金杉明信社長)は、今年度(2005年3月期)国内PCサーバーの販売台数が前年度比15-20%増となる見込みを明らかにした。国内PCサーバーの需要が旺盛であることに加え、低価格でコストパフォーマンスの良い直販PCサーバー製品「Gモデル」の品揃えを増やしたことが販売台数増に結びついている模様だ。今年度、国内PCサーバーの出荷台数全体は前年度比10-15%増と見られている。NECでは市場全体の伸び率に5ポイント上乗せする方向で拡販に力を入れる。

 NEC(金杉明信社長)は、今年度(2005年3月期)国内PCサーバーの販売台数が前年度比15-20%増となる見込みを明らかにした。国内PCサーバーの需要が旺盛であることに加え、低価格でコストパフォーマンスの良い直販PCサーバー製品「Gモデル」の品揃えを増やしたことが販売台数増に結びついている模様だ。今年度、国内PCサーバーの出荷台数全体は前年度比10-15%増と見られている。NECでは市場全体の伸び率に5ポイント上乗せする方向で拡販に力を入れる。NECの昨年度(04年3月期)PCサーバーの販売台数実績は約9万台。前年度比20%の伸びを達成したとすれば、約10万8000台の販売台数となる見込みだ。

 Gモデルを除く既存のPCサーバーは「市場全体の伸び率とほぼ同じ比率で伸びているが、これに5ポイント上乗せする分としてGモデルが貢献した」(浜崎逸人・クライアント・サーバ販売推進本部長=写真)と、新規需要を引き出すのにGモデルが役立っていると話す。Gモデルが好調な背景には、デルなど外資系ベンダーと同等のコストパフォーマンスと、わずか2営業日で出荷する短納期サービスや充実したサポートが挙げられる。顧客が2営業日の出荷を指定する比率は、今年5月からのGモデル出荷台数のうち約3割に達しており、「顧客ニーズをつかむことに成功した」(同)と評価する。

 昨年度のPCサーバーの販売台数のうちGモデルの占める比率は約12%だったが、今年度上期(04年4-9月期)では2割近くまで増えた。だが、金額ベースでの前年度比では、価格の安いローエンド製品が販売の中心を占めるGモデルの比率が高まっていることに加え、PCサーバー全体の単価も伸び悩んでいることから、販売台数の伸び率に比べて5ポイント程度下回る見込みだ。今年7月には、従来比で容積を4分の1に抑えたスリム型のGモデルを約10万円で投入し、9月末までに1000台程度の販売を見込んでいる。スリム型は最安値モデルよりも2倍ほど価格が高いが、「省スペースに対する需要は予想以上に大きい」(同)と、顧客の反応は上々だという。
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