通信関連機器商社のサンテレホン(山西啓司社長)は、同社が1次代理店として取り扱っているインテリジェントウェイブ(IWI、安達一彦社長)製の内部情報漏えい対策ソフト「CWAT(シーワット)」の販売を、今年度(2004年12月期)10億円の見込みに対して、来年度は30億円まで引き上げる方針だ。

 サンテレホンは、IWIが開発したシーワットの製品企画を共同で手がけた企業で、「1次代理店として最初に取り扱いを開始した」(佐藤秀和・情報通信部本社営業部営業八課課長)という。今年3月から販売を開始し、2000クライアントに納入した実績を持つ。

 佐藤課長は、「大手企業をメインターゲットに、まずは部門単位で導入してもらい、その後に全社展開してもらうように拡販を図る」と述べている。

 同社は、PBX(構内交換機)など、通信関連機器の卸販売を得意としている商社だが、最近では、情報と通信の融合戦略を推進。情報システムのインテグレーションビジネスも手がけており、コンピュータ関連製品・サービスの取り扱いを強化している。

 セキュリティビジネスでは、ファイアウォールなどの外部アタック製品を中心に取り扱っていたが、企業内部からの情報漏えい防止製品の取り扱いを模索したなかで、「過去起きた事故をもとに製品企画をしており、顧客のニーズをしっかりと捉えている」(原田裕介・情報通信部本社営業部営業八課課長代理)IWIとアライアンスを組んだ。

 シーワットは、情報漏えい対策を主眼に置いた複数のソフトで構成するセキュリティソフト群の総称。持ち出しパソコンの検出やパソコンから外部メディアへのコピー禁止機能、各パソコンの監視などを、システム管理者などが一元管理できる。

 シーワットの販売代理店となっているのは、サンテレホンのほか、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、沖電気工業、CRCソリューションズなど25社ある。