楽天(三木谷浩史社長)の日本プロフェッショナル野球組織(NPB)への加盟が正式に認められ、宮城県仙台市を本拠地とした「東北楽天ゴールデンイーグルス」が始動した。

 インターネットビジネスを展開する企業の参入は初めてとなるだけに、「ITの活用で、赤字のプロ野球経営はどう変革していくのか?」に大きな注目が集まっている。11月2日のNPBへの加盟正式決定会見の場でも、「IT企業として、何ができるのか?」という質問が相次いだ。

 三木谷社長は、「インターネットは時代の流れを変えた。どのようにプロ野球にインターネットを活用するのか、詳細はこれから考えていくことになる」としたうえで、「インターネットは地上波にはない大量の情報を提供できる点が強み。単に試合をインターネット中継するだけでなく、ロッカールームの雰囲気や試合の分析、選手の好きなブランドの紹介などで、選手への関心度をあげることができる」と、新しい観戦スタイルを提案した。

 楽天にとって球団運営の黒字化とともに、ITによる新たなサービスを提供し、ファンの拡大が使命。もちろん戦力の充実も不可欠。ネットビジネスで成功した三木谷社長の手腕が、プロ野球をどう変えるかに注目だ。