ソフトメーカーのクレオ(川畑種恭社長)は、ハガキ作成ソフト「筆まめ」の住所録機能を携帯電話で活用できるサービスを近く開始する。KDDIのアプリケーションサービス「EZアプリ(BREW)」として提供する。サービス開始後1年間で1万人のユーザー獲得を見込む。

 同サービスでは、「筆まめ」機能の中核となる住所録の技術を応用し、同社が提供するインターネットサービス「筆まめBBサービス」を通じて、携帯電話のアドレス帳など個人データのバックアップおよびセキュリティ対策を提供する。ユーザーは、携帯電話を紛失した場合には遠隔から携帯電話の住所録にある個人情報の消去が行えるほか、パソコン上で筆まめを利用していれば、パソコンの住所録データと携帯電話のアドレス帳との連係も可能になる。

 サービスは月額210円。当面は個人を対象にユーザーを獲得していくが、この技術を含めたシステム構築で企業向けにも販売のアプローチをかけていく。

 同社では、携帯アプリケーションサービスの提供を、「パッケージソフトとは異なったビジネスを手がける」(川畑社長)ための重要な分野と位置づけ、ビジネスの拡大を図っていく。加えて、同社が販売するパッケージソフトの拡販にもつなげていく考えだ。