東芝情報機器(能條昭社長)は、2005年度(06年3月期)の販売パートナー向け支援を強化し、SMB(中堅・中小企業)ビジネスの拡大を図る。「TIEメジャーリーグ2005」と呼ばれるセールスコンテストをスタートした。

 「TIEメジャーリーグ2005」は、販売パートナー向けの販売促進策で、今年5月16日からスタートしている。今年9月30日までの138日間にパートナーがパソコンやプリンタなどを販売する目標を立て、その目標を達成できれば表彰する仕組み。多く売れば売るほど東芝情報機器が優秀パートナーとして評価することになる。パートナー間の競争心をあおることで販売増加に結びつけるというわけだ。

 昨年度も04年12月から今年3月まで、同様のセールスコンテストを実施した。その結果、「04年度下期は、パソコンが台数ベースで前年同期比30%増と伸びた。これが功を奏し、昨年度の売り上げは前年度比14%増の1300億円を突破、利益も黒字を達成した」(能條社長)と、キャンペーンを実施することによる効果は高いとしている。

 また、各カンパニー別でもSMBに向けた施策を行っていく。システムソリューション社では、得意分野の業種を集中することで新規の中堅企業30社の獲得を目指すほか、PCソリューション社では東芝が掲げる国内のパソコン販売台数130万台(前年度は120万台)を達成するためにエリアデータやユーザーデータをパートナーと共有するなど、各カンパニーとパートナーとの連携を強化することに力を入れていく。

 ドキュメントソリューション社では、7月からMFP(デジタル複合機)とパソコンを組み合わせた展示イベントを全国で開催し、需要を掘り起こす。さらに、昨年10月から本格的に手がけているウェブビジネスで、今年度中にウェブサイトの会員企業100社を獲得するなど、新規顧客を獲得していく方針だ。