フォント開発・販売のダイナコムウェア(エミイ・ロウ社長)は、中国の文字コード規格「GB18030」に関する告知・啓蒙活動を積極化する。「GB18030」に関するセミナーを定期的に行うほか、中国政府と連携し情報収集や提供に力を入れていく。

 「GB18030」は、中国国内で流通する情報端末やゲーム機、携帯オーディオ機器など、中国語で文字を表示する際に使うフォントの規格。「GB18030」の対象となるのは、中国語を液晶モニタなどで表記する製品すべてという。2001年9月から「GB18030」で設定されているフォントを情報端末などで使用することが義務付けられ、規定以外のフォントを採用している製品は中国で販売することができない。

 ダイナコムウェアは、「GB18030」で定めたフォントのライセンス販売を行っており、これまで50社以上に「GB18030」に基づくフォントライセンスを販売してきた。

 だが、「日本のメーカーは欧米企業に比べ、まだ『GB18030』に対する知識が不足しており、中国でビジネス展開できないケースも出てくる」(松田隆・営業シニアマネージャー)という。このため、まずは「GB18030」に関する告知・啓蒙活動に力を入れ、ライセンス販売に弾みをつけたい方針だ。