ソフトクリエイト(林勝社長)は、接続を許されていない不正パソコンの社内ネットワーク接続を防止するアプライアンス「L2Blocker(エルツーブロッカー)」を開発、11月から販売を開始した。

 他社製セキュリティ製品を使ったSI(システムインテグレーション)事業を手がけてきたソフトクリエイトが、セキュリティ事業で自社開発製品を販売するのは今回が初めて。発売後1年間で500台、売上高2億円の突破を目指す。価格は38万円から。

 新製品の投入をきっかけに、セキュリティ関連製品の自社開発を推進していく方針で、「今回の新製品以外に2製品の自社開発製品を投入することを計画中」(林宗治専務取締役)。まずは半年以内に新たな自社開発製品を1モデル発売する。2-3年後にはプロダクト関連のSI事業のなかで、「3分の1を占めるまでセキュリティ事業を成長させたい」(林専務)意向だ。

 「エルツーブロッカー」は、企業内ネットワークを常時監視し、接続許可を受けていないパソコンをネットワークにつなげないようにする。普段は接続できないパソコンを一時的に接続させることも可能。既存のネットワーク構成を変更する必要がなく、ネットワークに接続するだけで導入でき、パソコンに特別なソフトをインストールする作業もない。

 販売は、まずは来年3月までは直販のみで販売し、その後に代理店を活用した間接販売を始める。「セキュリティに強いITベンダーや官公庁に強いSIer(システムインテグレータ)を中心に、5-10社確保したい」(林専務)としている。