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ソフトクリエイト 不正PCの接続防ぐアプライアンス発売 セキュリティで、初めての自社開発製品
2005/11/07 12:44
週刊BCN 2005年11月07日vol.1112掲載
他社製セキュリティ製品を使ったSI(システムインテグレーション)事業を手がけてきたソフトクリエイトが、セキュリティ事業で自社開発製品を販売するのは今回が初めて。発売後1年間で500台、売上高2億円の突破を目指す。価格は38万円から。
新製品の投入をきっかけに、セキュリティ関連製品の自社開発を推進していく方針で、「今回の新製品以外に2製品の自社開発製品を投入することを計画中」(林宗治専務取締役)。まずは半年以内に新たな自社開発製品を1モデル発売する。2-3年後にはプロダクト関連のSI事業のなかで、「3分の1を占めるまでセキュリティ事業を成長させたい」(林専務)意向だ。
「エルツーブロッカー」は、企業内ネットワークを常時監視し、接続許可を受けていないパソコンをネットワークにつなげないようにする。普段は接続できないパソコンを一時的に接続させることも可能。既存のネットワーク構成を変更する必要がなく、ネットワークに接続するだけで導入でき、パソコンに特別なソフトをインストールする作業もない。
販売は、まずは来年3月までは直販のみで販売し、その後に代理店を活用した間接販売を始める。「セキュリティに強いITベンダーや官公庁に強いSIer(システムインテグレータ)を中心に、5-10社確保したい」(林専務)としている。
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