情報セキュリティ製品のディストリビュータ大手、フォーバルクリエーティブ(浦野義朗社長)は、100%出資で設立したIT技術者派遣サービスの新会社「クリエーティブソリューションズ」で、3年以内に売上高10億円の突破を狙う。

 浦野社長は、「ディストリビューション事業は付加価値が付けにくい時代になっている」と現状を分析。そのうえで、「ディストリビューションに次ぐ新たな事業の柱が必要」と新会社設立の理由を説明しており、新たな事業の柱に育てる。

 クリエーティブソリューションズは、今年6月に設立し準備期間を経て8月から本格的な営業展開を開始した。資本金は8000万円でフォーバルクリエーティブが金額出資した。社長は浦野社長が兼務する。

 事業は、ユーザー企業やITベンダーなどに、自社の技術者を派遣するサービス。主にネットワークやセキュリティの知識、ノウハウを持つ技術者を育成し派遣する。主要ネットワークベンダーやセキュリティベンダーの認定資格者を育て、セキュリティとネットワークに強い人材が多いことを強みにする。育成・派遣する技術者は「20-30代の若年層に絞る」(浦野社長)ことで、コストを削減。「営業利益率は20-30%を想定している」という。

 現在では常時20-30人は派遣できるスタッフを保有しており、3年以内に200人まで増やす計画だ。