ネットワーク機器メーカーの米ファウンドリーネットワークス(ボビー・ジョンソン社長兼CEO)は、製品の拡販に向けて営業体制を強化する。06年度(06年12月期)末までに営業人員を200人と、現在の1.5倍程度に増やし、「競合他社が入り込めていない教育機関などの分野に人員を投入して、徹底的にシェアを伸ばしていく」(ジョンソン社長兼CEO)戦略だ。

 営業部門の増員は、今年度から取り組んでおり、期初の100人規模を11月の時点で120人にまで増やし、今年末までには140-50人体制とする計画。「来年度も、さらに50-60人は増員する」としており、日本法人のファウンドリーネットワークスでも、来年末までに10人程度を新たに確保する考えだ。

 販売強化をめざす分野は、教育機関や通信事業者、サービスプロバイダーなど。「これまでは営業人員が不足して、なかなか新規顧客を開拓できなかった。既存顧客に対してもLANスイッチだけの提供や、ルータのみの販売など、数多くある当社の製品を売り込めていなかったが、営業組織を強化することで課題を解決できる」と判断した。

 ライバル企業はシスコシステムズ。「シスコが手強いことは認める」と言いながらも、「当社の10ギガビットイーサネットは、ハイパフォーマンスでありながら低コストとの評価を受けるなど、技術面では勝っている」と自信をみせる。ワールドワイドにおけるネットワーク機器市場のシェアも「現状はまだ10%前後だが、5年後には、2倍以上のシェアに引き上げる」と強気だ。