連結会計ソフトウェア開発・販売のディーバ(森川徹治社長)は、連結会計システム「DivaSystem(ディーバシステム)」と連携する予算策定ソフトを新たに販売する。

 四半期決算開示の制度化など、財務情報から業績を予測し、予算を策定するニーズが高まると判断。仏カルテシスとこのほど業務提携し、同社の予算策定ソフト「Cartesis ES Planning(カルテシスESプランニング)」日本語版を、ディーバシステムを導入する企業などに拡販する。同ソフトは4月から販売し、1年間5-7社への導入を目指す。

 カルテシスESプランニングは、企業の財務情報から業績を予測し、予算の策定などを支援するソフト。ディーバはここ数年、ディーバシステムと連携するBI(ビジネス・インテリジェンス)を利用し、連結データへのアクセス機能を拡充している。これにカルテシスESプランニングを加え、「連結経営システムソリューション」を構築。連結決算の早期化から、連結会計・経営情報の活用や事業計画策定のプロセスまでを支援するシステムを提供する。

 ディーバシステムは1997年に第一弾をリリースしてから、東証1部上場企業265社を含めた大手企業を中心に、導入社数は約410社に及ぶ。初年度はこの導入企業にカルテシスESプランニングを拡販し、成功事例を増やす。森川社長は「四半期決算の開示が制度化され、企業は四半期ごとに予算を策定する必要に迫られている。迅速に業績データを分析し、予算を策定するニーズは高くなる」と、確実に市場が拡大すると見ている。

 カルテシスESプランニングは、導入コンサルティングなどを含め3000万円程度で提供する予定。ディーバは同ソフトの日本語化も行う。今年度(06年6月期)は、ディーバシステムの導入企業に営業していくが、「ディーバシステムを導入する約410社の傘下には、グループ会社が約1万5000社あり、潜在市場は大きい。本社だけでなく、グループ会社でも業績予測をして予算策定する必要性は高まる」という。

 ディーバの売上高は、今年度が約20億円。来年度(07年6月期)は、カルテシスESプランニングなどの効果があるとして、売上高ベースで前年比20%の成長が見込めるとしている。