パッケージソフト開発・販売のハンモック(若山正美代表取締役)は、自社開発セキュリティソフトの間接販売を伸ばすため、各地域の地場SIerとの提携を強化する。

 東京や大阪など主要都市の顧客が多いなか、全国に顧客を増やすため、各地域で販売力や多数の顧客を持つSIerと新たに組むことで、地方での顧客を増やす考え。まずは中部、四国、東北地方の3地域での販売強化を重要視しており、中部地方では今月中にも愛知県名古屋市に営業所を開設する予定だ。現在約30社の販売代理店に加え、各地域ごとに代理店を数社増やす計画。

 若山大典・NWS事業部事業部長代行兼営業部部長は、「全国に拠点を持つSIerや流通業者ではなく、地域に密着し長年顧客とつき合っている地場のSIerと組むほうが、販売を伸ばせる」と判断。地場SIerを通じた間接販売を強化することにした。現在の販売代理店網のなかでも、例えば九州地区では西部ガス情報システムや南日本マイクロコンピュータなど、地場SIer数社と代理店契約を結んでいる。

 間接販売網を拡充することで、セキュリティソフトの中核商品「Asset View(アセット ビュー)シリーズ」の拡販を狙う。同製品は、2000年4月に発売して以降、これまで約1100社、約125万クライアントの納入実績がある。全顧客の約6割が、PC台数100-500台の中堅企業という。

 パソコンの総合セキュリティ対策ソフトとして、IT資産管理からセキュリティパッチ自動配布、アプリケーション操作制限、ログ収集・管理、URLフィルタリング機能などの機能を搭載。IT資産管理機能を提供するソフトを基本ソフトとして、顧客が欲しい機能だけを購入・利用できるようにメニューを組んでいる。