【ソウル発】韓国でモバイルブロードバンドの時代が幕をあけた。通信事業者のKTは4月3日、Wibro(ワイブロ)テストサービス顧客招待イベントを開催し、時速120Kmで移動しながらでも大容量データの転送が可能な超高速インターネットが使い放題の携帯インターネット「Wibro」サービスを本格的に開始すると明らかにした。

 テストサービスに参加するのは1万2500人の応募者から選ばれた3000人。端末はPDA型とPCMCIAカード型のどちらかから選択することになる。

 テストサービス地域はソウルの新村と江南区一帯、ソウル郊外の盆唐および地下鉄盆唐線で、5月には江南隣近である瑞草区と松坡区まで拡大する予定だ。テストサービス以後にも当分は首都圏の人口密集地域を中心にサービス地域を拡大させる。

 KTはテストサービス期間中、サービス地域を循環する体験バスを運行し、一般顧客にもWibroサービスを体験できるようにするなど多様なイベントを実施する計画だ。

 情報通信部の柳英煥次官は、「KTがテストサービスを開始するようになり、非常に嬉しい。世界初のWibro商用化によりモバイルブロードバンドの歴史が新たに始まった」とコメントした。KTは2か月間ほどのテストサービスを実施し、体験者の多様な意見をまとめ、6月からは本格的な常用サービスを始める計画だ。

 情報通信部は商用サービスが実施されれば、利用料は定額制をベースに一定のトラフィック以上を使用した場合は追加料金を賦課する料金体制を認める予定。KT側は月利用料をADSL料金より若干高い3-4万ウォンにし、有線の超高速インターネットサービスと同時に加入した場合は追加割引を提供する商品も考えている。
鄭載学(ジョン・ジェハク=BCNソウル特約記者)