ネットワーク系ディストリビュータのマクニカネットワークス(中島潔社長)は、ESM(エンタープライズ・セキュリティ・マネジメント)が可能なシステム「アークサイトESM」で順調に顧客企業を増やしている。

 「金融機関や官庁などから引き合いがあり、すでに数社が導入を決めた」(春日均・ソリューション営業統括部セールスマーケティング2部第4課長)としており、2006年末までに20社程度への納入を見込んでいる。

 米アークサイトが開発したシステムで、「米国では、SOX法の遵守に向けて政府機関の8割以上が導入した」という。日本版SOX法の施行予定に加え、「内部統制システムを構築しようとしている金融機関や官庁、企業がアークサイトESMの導入に関心を示している」。

 システムのログやぜい弱性に関する情報などを一元的に収集し、データベース化して単一のアーキテクチャで統合管理できることが特徴。導入企業は、システム全体に対するリアルタイムなモニタリングや統合的なセキュリティレポーティングを生成できる。

 同社では、ネットワーク機器販売で獲得した顧客企業に対してアプローチするほか、新規顧客の開拓を目指して販売代理店の拡大も視野に入れる。