アラクサラネットワークス(和田宏行社長)の中堅企業向け事業が堅調に伸びている。10ギガビットイーサネット対応のレイヤ2スイッチ「AX2400S」シリーズを2005年末に発売し、中堅企業向け事業が本格化。昨年度(06年3月期)末の時点で約3000台の販売台数を達成した。今年度は、1万台以上の販売を見込んでおり、顧客企業1000社以上の獲得を狙う。

 中堅企業や大企業の拠点などクライアント端末100-500台のネットワークをつなぐ中規模システムは、売上比率が通信事業者を除く一般企業向け事業のなかで50%を占めている。

 大家万明・執行役員営業本部長は、「中堅企業から、ネットワークシステムのコア製品であるレイヤ2スイッチをリプレースする際、初期導入や運用、保守などを含めたコストを踏まえ、他社の製品よりも当社のほうがTCO削減につながるとの声が挙がっている」としている。

 最近では、台湾や中国などのネットワーク機器メーカーが日本市場でのビジネス拡大に躍起になっているが、「信頼性や耐久性などの面から、当社のほうが優位性が高い」としている。中堅企業のユーザー数については、「現段階で3ケタの前半程度」であるものの、今年度中には1000社以上まで増やす方針を掲げている。

 中堅企業向けの「AX2400S」シリーズは、ネットワークのエッジ向けボックス型レイヤ2スイッチで、レイヤ3やレイヤ4の階層でフィルタリングが可能なパケットフィルタ機能も搭載した。

 10ギガビットイーサネット2ポートとギガビットイーサネット24ポートを搭載したモデル「24T2X」、ギガビットイーサネットを24ポート搭載した「24T」、ギガビットイーサネットを48ポート搭載した「48T」の3モデルを用意した。価格は、59万8500円からと低価格に設定している。