BCN(奥田喜久男社長)は、7月21日付で「ITジュニア育成交流協会(略称:A.JITEP)」を設立した。理事長には元・NEC専務の高山由氏(BCN最高顧問)、副理事長にはBCN社長の奥田喜久男が就任。8月1日に東京都に対して、NPO法人の認証申請を行った。

 BCNでは昨年度から全国高等専門学校の主催する「高専プログラムコンテスト」や、工業高校のコンテストで優秀な成績を収めた学生を「BCN AWARD」の会場に招いて表彰するなど、社会貢献活動の一環として「ITジュニア」の育成支援を行ってきた。

 「ITジュニア育成交流協会」は、こうした活動をBCNから引き継ぎ、公的な法人としてITを活用したモノづくりをめざす若者たちを支援し、技術立国日本を担う優秀な人材育成のための活動を本格的に展開していく。

 同協会の設立の趣旨について、高山理事長は、「最近の若い学生のなかには、インターネットを使いこなして、大人には真似のできない発想やアイデアをもったITジュニアたちがたくさんいる。こうした若者たちに作品の発表の場を提供し社会に認めてもらうことで、モノづくりにかける情熱を日本全国に広げていきたい」と語り、東京都からの認可が得られ次第、NPO法人としてIT業界と教育界を巻き込んだ広範な活動を展開していく方針だ。

 具体的には、IT関連の専門家や各種教育機関、IT関連企業・研究機関などと連携して、IT教育、学習システムの構築や指導者の育成、エンジニア教育の調査などの事業を行うほか、モノづくりに優れた技術と情熱を抱く若者たちの雇用機会の拡充と、健全なるIT活用が浸透した活力ある社会の発展に貢献するための活動を計画している。