トキメック情報システムズ(稲葉博信社長)は、オズウェブテクノロジー(中野隆志社長)に資本参加し、オズウェブテクノロジーのリッチクライアント開発ツール「OZ」活用のシステム開発事業に着手する。

 トキメック情報システムズでは、オズウェブテクノロジーによる第三者割当増資の新株発行(1000株)すべてを引き受けた。加えて、「OZ」の新バージョンが発売される9月をめどにシステムの提供を本格化させる計画。事業開始当初は6人の開発要員を揃え、今年度中に10人まで増やす予定だ。

 稲葉社長は、「他社との差別化が図れるシステム開発の柱にOZを位置づけSI事業を伸ばしていく」としている。OZ関連システム開発の売上高については、今年度で1億円、来年度以降に2億円以上と「当面は2倍程度の成長率を維持するだろう」と試算する。

 オズウェブテクノロジーでは、「これまでサポートが充実していなかったため、OZの顧客を増やしていくのが難しかった」(中野社長)という。今回のトキメック情報システムズによるOZの販売で、「サポートを含めてOZのシステム開発が行える最適なパートナーを獲得した。これにより、売上高は2007年度(07年12月期)に3億円、08年度では5億円に拡大できる」としている。サポート体制が整ったことにより、「販売代理店を増やすことにもつながるだろう」とみている。

 OZの顧客は8月初旬の時点で、大企業を中心に約70社にのぼる。トキメック情報システムズの稲葉社長は、「将来的にはSMB(中堅・中小企業)市場でも顧客を開拓していきたい」としている。