セキュリティ機器開発・販売のアイマトリックス(小島美津夫社長)は、自社開発のウイルスとスパム対策アプライアンス「マトリックススキャン」の新バージョンを今秋に発売する。日本語のスパムメール駆除機能を強化する。他のスパム対策製品はすべてが外資系メーカー製品で、同社は「国産唯一の存在」(アイマトリックス)。日本製の強みを生かして日本語のスパム検出率を高め差別化を図る。

 マトリックススキャンは、企業・団体のネットワークにウイルスとスパムが侵入するのを防ぐアプライアンス。スパムを検出する技術などのソフトウェアを独自開発しており、ハードはデル製サーバーのOEM供給を受け、ハードとソフトを一体にして販売する。

 強みのスパム検出技術では、「正規のメールを誤って検出してしまう誤検出率は0.004%」(小島社長)と高い精度を備えている。

 マトリックススキャンは、従業員1000-5000人の大企業を顧客ターゲットにおいており、大手ではKDDIが採用した。販売は、日立情報システムズや日立電子サービスなど日立系を中心に5社の代理店からの間接販売で提供している。