NEC(矢野薫社長)は、UTF帯と世界標準規格「EPCglobal」に対応した「UTF帯RFID統合ソリューション」を体系化し、システム実験センターを開設するなどRFID関連事業を強化した。2010年にRFIDシステムの顧客企業を500社獲得し、関連システムの提供を含めて2000億円の売り上げを狙う。

 統合ソリューションで、導入コンサルティングからアプリケーション、ミドルウェア、RFIDタグなどデバイスまでを提供。同システムの提供拡大に向け、タグの貼付やリーダ/ライタの設置場所などを検証する「ユビキタスソリューションウェアハウス」を今年10月に開設する。

 安井潤司・執行役員は、「これまでRFID関連システムが爆発的に普及しなかったのは、世界標準ではないなどユーザー企業がRFID導入にメリットを見い出せなかったためだ。今回のソリューションで、ユーザー企業の問題を解決する」としている。