ソフトウェアの第3者検証会社、アイ・ブイ・スクエア(谷崎護久社長)は、インドのソフト会社と提携し、ソフトテストのコンサルティングや研修サービスを本格化する。受託ソフトやパッケージソフトを開発するSIerやISVなどを対象に、テストツールなどを使ったソフトのテスト環境整備などを支援する。

 同社は、アクセンチュアの元ソフト品質管理責任者らが昨年4月に設立。インドのテスト会社であるスタッグ・ソフトウェア(受託ソフト向け)、スマートエッジ・インフォテック・ソリューションズ(組み込みソフト向け)、アコード・ソフトウェア&システム(航空宇宙ソフト向け)のテストツールを利用して事業展開している。

 今年度(2007年3月期)は、SIerやISVを対象にテスト環境を整備するうえでのコンサルティングのほか、6週間のプログラムを通じてテスト従事者を育成する研修サービスなどを強化している。

 すでに、コンサルティング事業では、複数の大手SIベンダー向けにソフトの効果的な検証と妥当性を確認する方針作成、欠陥予防策などの体制整備に関する案件を受注し、約1億5000万円の売上高をあげている。

 近く、研修サービスも開始する。谷崎社長は「特にJavaを利用した開発者は、属人的なテストを行っている。当社では、スタッグ社のテスト方法論『STEM(ステム)』などを利用し、テスト技術の習得を目指したワークショップなどを行う」としている。

 同社では、今年度を「準備期間」として、コンサルティングや研修サービスでテスト技術者の育成に主眼を置く。

 来年度(08年3月期)以降は、上流工程から下流工程の間に継続的なソフトの第3者検証をインドのオフショアで実施する案件を獲得する。来年度は、今年度の倍になる3億円の売上高を見込んでいる。