【ソウル発】成熟期に入ったといわれる韓国内の超高速インターネット市場だが、7月18日、LGの系列会社という点を強調するためにパワーコムが「LGパワーコム」に社名変更して以来、唯一、同社だけが市場シェアを拡大し続いている。

 パワーコムは政府が運営する特殊法人の「韓国電力」から2000年に分離した会社で、02年12月、LGグループのDACOMに買収された。

 同社は昨年9月からADSLと同じ料金で個人向けFTTHサービス「XPEED」を提供していて、最短期間で加入者70万人突破の記録を持っている。

 情報通信部が発表した超高速インターネット加入者の現況によると、6月末現在、加入者数は前月比10万3812人増加し、1277万911人となった。

 事業者別にはKTが3万4787人増えて632万260人を記録したが、シェアは49.5%で、前月より0.1ポイント落ちた。KTの超高速インターネットの市場シェアは昨年9月の51.8%を頂点に9か月連続で下り坂だ。

 LGパワーコムは前月より7万6699人増の71万40人を記録し、シェアも前月より0.6ポイント増えて5.6%となった。加入者は毎月7-8万人ずつ増加し続けている。LGパワーコムはLGグループ全体で積極的に加入者誘致活動を繰り広げており、その成果も現れているようだ。
趙章恩(チョウ・チャンウン=ITジャーナリスト)