ノーテルネットワークス(ニック・ブルーデンヒル社長)は、スイッチ製品「ノーテル・イーサネット・ルーティング・スイッチ」シリーズでレイヤ2/3向けの「1600」「5500」「8600」などに独自スイッチ接続技術「SMLT」や「R-SMLT」の搭載を可能とした。これにより、ネットワークシステムの無停止化を追求。機能強化でコアスイッチのリプレースを促進させる方針。

 「SMLT」は、レイヤ2スイッチ向けの技術で、各スイッチの接続を可能とすることに加え、スイッチ間のリンクやスイッチ自体が故障した際の復旧時間を短縮することが特徴。通常は1-3秒かかるのを0.5秒以内で復旧できるようにした。「R-SMLT」は、「SMLT」の機能をレイヤ3スイッチ向けに開発した技術。

 本間隆光・エンタープライズアンドチャネルズ営業本部エンタープライズマーケティング部長は、「最近では、IP電話やビデオ会議などを社内LANで活用する傾向が高まっており、ユーザー企業のなかでネットワークが止まらないのが当たり前という意識が強い。スイッチのコア部分であるレイヤ2/3でネットワーク無停止を追求することがニーズに対応できると判断した」という。

 レイヤ2/3スイッチの機能強化は、リプレース需要を掘り起こし、競合他社から国内コアスイッチ市場のシェアを奪うことが狙い。

 なかでも、「SMB(中堅・中小企業)のリプレース需要が減少しているため、下位製品にもSMLTを搭載した。IP電話メーカーやNIer(ネットワークインテグレータ)などとのアライアンズでSMB向けネットワークソリューションを充実させることで拡販を図っていきたい」考えだ。