無線通信チップメーカーのシーエスアール(CSR、富永創樹ジェネラルマネージャー)は、WiFi搭載のワイヤレス電話向けチップと、IP向けアプリケーションプロセッサを組み合わせたデバイス「ユニボックス」を開発し、携帯電話や家庭用固定電話など国内メーカーへの販売を図っている。

 同デバイスにワイヤレスIP電話端末の開発キットを組み合わせて電話機メーカーの採用を促す。深田学・ジャパンセールスディレクターは、「最近では、ブロードバンドサービスに加入した個人ユーザーがIP電話も利用するケースが多い。そこで、固定電話の子機であるコードレス端末をIPに適した端末に対応することを電話機メーカーに提案していく。5年後をめどに、家庭内固定電話をIPコードレス機に切り替える」ことを目指す。

 携帯電話への搭載については、「固定電話網と移動体通信網を統合するIMS(インターネット・マルチメディア・サブシステム)化で当社のデバイスを搭載するだろう」とみている。