ジュニパーネットワークス(大須賀雅憲社長)は、機能統合型ルータ「J4350」と「J6350」を11月から発売し、法人向けの製品販売を強化した。分散ネットワークを強化する製品として企業の支店や拠点に販売する方針。

 「J4350」と「J6350」は、IPテレフォニーやWAN最適化、ファイアウォールなどの機能に対応している。近藤雅樹・ソリューションマーケティングマネージャーは、「企業では、社員の8割が本社以外で勤務しているといわれている。一方、コスト削減の点から支店や拠点のネットワークは本社と比べ最適化されていない。そこで、機能統合で、支店や拠点でも最適なネットワーク環境が整備できるようにした」としている。実際、パフォーマンスレベルのコストは競合製品と比べ30%ダウンにつながるという。

 また、同社では企業の支店や拠点への拡販策として、ベンダーとのアライアンスを強化する。来年末をめどに、IPテレフォニー関連機器メーカーの日本アバイアと協業し、来年初めをめどに「J4350」と「J6350」にアバイアのボイス・ゲートウェイモジュールとテレフォニーインターフェースモジュールを搭載する計画。これにより、IPテレフォニーに適したネットワーク機器として販売できるようになる。また、来年後半をめどにジュニパーの独自技術「WXC」を搭載することでWAN最適化機能の統合を図る予定だ。