業務ソフトウェアベンダーのソリマチ(反町秀樹社長)は12月から、マイクロソフトの新OS「Vista」に対応した主力業務ソフトの新版「王8シリーズ」の販売を始めた。これまで別途販売していた消費税申告や社会保険、労務管理、債権管理などのソフトを会計ソフトなどに、操作のヘルプ機能「デスクトップインストラクター」を全製品に搭載した。全製品で年間10万本の販売を目指す。

 新シリーズは全部で8製品。会社法に対応した会計ソフト「会計王8」と「会計王8PROネットワーク対応版」には、「消費税申告王」を搭載したほか、「仕訳ミスや漏れを自動的にチェックする監査機能を入れた」(反町社長)と説明する。

 このほか、給与ソフト「給料王8」に「労務管理王」と「社会保険王」、顧客管理ソフト「顧客王8」に見積管理機能を、販売管理ソフト2製品「販売王8」「販売王8販売・仕入・在庫」に「債権管理王」を組み込んだ。

 8製品のうち、会計ソフト、給与ソフト、会計・給与計算・販売管理処理ができる「王パック」、マニュアル本を付けた青色申告ソフト「みんなの青色申告8」の5製品は、「ガンバレ中小企業! キャンペーン特別価格」として、各限定10万本を1-4万円割り引く。

 大手量販店では2005年12月から6か月間、ソリマチの業務ソフトが前年同期に比べ127%の伸びを示した(BCNランキング)。

 反町社長は「将来的に店頭市場で競合する弥生と立場を逆転するため、製品、サービスの両面で弥生と同条件に設定した」と語る。弥生が展開するソフトの使用をやめるユーザーに代金を返金する「返品フリーサービス」を開始した。