北九州市のランテック・ソフトウェア(庄司裕一社長)が韓国のハンソフト社と提携し、ハンソフト社の技術を組み込んだインターネット対応の自動ストリーミング・ロボット「Aero Vision(エアロ・ビジョン)」を開発した。ディスプレイを3分割してそれぞれに異なった画像を表示するだけでなく、ストリーミング用サーバーの負荷を大幅に軽減できる。

 通常のインターネット・ストリーミング動画像配信システムはサーバーから端末に大容量のデータを流すため、端末台数が増えるとサーバーの負荷が急速に高まる。このためサーバー1台当り端末は最大20台程度とされ、これがストリーミング・システムのネックとなっている。

 エアロ・ビジョンでは端末側に動画像ファイルを自動的に検索するロボット機能を付加したのが特徴。スケジュールに従って端末側のパソコンが自動的にWeb検索を開始し、フィットする動画像ファイルをダウンロードする。このためサーバーの負荷が大幅に軽減し、接続できる端末台数を飛躍的に増大させることが可能となった。

 同社はすでに北九州空港に1号機を設置、地元企業の広告とビデオ映像を組み合わせた動画像配信サービスを提供しており、今後は病院や図書館など公共施設、市内の観光施設などに順次展開していきたい考え。32インチ液晶ディスプレイ、音響機器などを含むシステム価格は100万円前後を予定し、機器販売と併せてストリーミング・サービスにも乗り出す計画という。