IT利用スキルなど学習ソフトウェアを開発・提供するシステム・テクノロジー・アイ(松岡秀紀社長)は、既存の学習管理システム(Learning Management System=LMS)製品468タイトルを、オンデマンド型ソフト提供サービス「SaaS」型で利用できる新ブランド「iStudy OnDemand」を開始した。学習コンテンツを利用するうえでサーバーなどの設置が不要で、「基本料金0円からスタートができる」(松岡社長)という。既存ユーザー270社の同ブランドへの移行を含め、1年間に500社の導入を目指す。

 「iStudy OnDemand」は、既存の企業内サーバーに導入する形式のソフト「iStudy Enterprise Server(iES)」のホスティング版と、ASP型で提供していた「iStudy Enterprise License」を統合して新たに立ち上げた。企業の利用規模に応じて、大規模向けの「Enterprise Edition」、部門レベルで利用できる「Workgroup Edition」、個人で学習管理ができる「Professional Edition」の3種類を提供する。

 既存のLMSと同様に、企業の組織モデルに合わせ権限設定ができるほか、社員の受講申請や承認などのプロセス管理もできる。また、SaaS型であるため、企業内にある人事・勤怠管理システムなどとデータ連携させ、ITスキル標準(ITSS)に関する診断結果や進捗状況を把握することが可能だ。松岡社長は「ブログやウィキペディア、各種ニュースクリッピングをRSS環境で提供でき、学習の途中で必要な任意情報を入手できる」と、SaaS型になったことで利用者の利便性が高まったと話す。