日本ユニシスの子会社で保守・サービス会社のユニアデックス(高橋勉社長)は、複数のサーバーを接続するクラスタ技術に代わる事業継続サービスの提供を開始する。

 米マラソンテクノロジーズの高可用性ソフトウェア「Marathon everRun」を活用した無停止型のシステム導入や構築サービスで、企業システムの障害や地震などの災害時に事業継続する仕組みとした。今後3年間で約20億円の売上高を目指す。

「Marathon everRun」は2台のウィンドウズサーバーを同期させながらアプリケーションを実行できる。ウィンドウズOS上で仮想のウィンドウズOS環境を動作させることで、無停止型のシステムを構築できるという。

 従来のクラスタシステムは、異なるアプリケーション上の制約やクラスタ運用技術者が必要であった。同ソフトは、こうした制約などを排除でき、企業内データやネットワーク環境、OSなどを障害や災害から保護する。クラスタに対応したアプリケーションを利用したり、クラスタ用スクリプトなどのシステム設計・開発が不要なため、維持・運用コストを低減できる。

 同社は、デル日本法人と協業し、IAサーバー「PowerEdge」などの拡販と同時に同ソフトを売り込む方針だ。売上高目標は、導入、構築、保守サービスを含め、3年間で2000ライセンス、約20億円を計画している。