ソフト開発のテービーテック(佐分年治代表取締役)は、NAS仮想化ソフトとして「NASadapter Access Manager」を2月1日から発売し、ストレージ関連製品の販売を強化した。大企業の各部門やSMB(中堅・中小企業)を対象にユーザー企業を増やし、1年間で200セットの販売を見込む。

 同製品は、NAS製品を一元管理が可能なほか、ストレージの空き容量を有効活用できることが特徴。ユーザー企業は、システム運用管理者の負荷が軽減されることに加え、システム導入のコストを削減できる。森下学・ビジネスソリューション部アプリケーションソフトビジネス室長は、「最近では、大企業やSMBを問わず、ファイルサーバーのデータ容量が多くなったことから、ストレージ製品として安価なNASを導入するケースが多くなっている。一方、運用管理者がNASに蓄積されているデータを把握し切れていない状況でもある。こうした問題を解決するために製品化に踏み切った」としている。しかも、「内部統制を切り口にデータ管理のニーズがますます高まってくる。そういった点でも、ストレージの仮想化は需要が増える」と言い切る。

 同社は、製造業向けアプリケーションソフトの受託開発を主要ビジネスとしている。一方、自社ブランドのパッケージソフト販売は、売上比率が全体の20%程度。今後は、「自社パッケージの売上比率を増やすことに力を入れる。3年後をめどに、40%まで引き上げる。今回のストレージ仮想化ソフトがカギになる」という。パッケージ販売を増やすことで、「全体の売上高を現状の9億円規模から3年後に20億円まで伸ばす」としている。