【ソウル発】三星電子は2006年の世界テレビ市場でシェア1位を獲得した。売上金額と販売数量の両方ともの1位である。三星という自社ブランドで白黒テレビを生産して以来、34年を経過してのことだ。72年11月、三星電子は日本メーカーとの合弁によって三星ブランドで白黒ブラウン管テレビを生産し、77年には韓国で初めてカラーテレビをつくってパナマに輸出した。その後、三星電子のテレビ事業は発展を続け、98年には世界で初めてデジタルテレビの開発に成功した。

 白黒テレビは先進国より約60年、カラーテレビは約30年遅れて生産が始まったが、デジタルテレビ以降は世界市場を主導していると、三星電子は自負している。

 ディスプレイサーチによると、液晶とPDP、ブラウン管を含む全テレビ市場で、三星電子は06年全販売数量シェア10.6%、売上規模でも14.2%のシェアでソニーとLG電子などの競合会社を抜いて1位を記録した。販売数量シェアではLG電子が9.8%で2位、TTE9.4%、フィリップス6.8%、ソニー6.2%の順だった。売上金額シェアではソニーが11.3%で2位、LG電子8.6%、パナソニック8.5%、フリップス8.3%の順だった。

 特に急成長している液晶テレビ市場でも販売数量シェア13.4%とフリップスとソニーを追い抜いて初めて1位になった。だが、売上金額シェアではソニーが16%で、三星電子15%とシャープ11.5%を抜いて初めて1位を獲得した。

 三星電子は今年、液晶・PDPなど壁掛けテレビを1400万台、プロジェクションと薄型テレビ1000万台など計2400万台を販売し、世界市場1位を守るのを目標としている。
趙章恩(チョウ・チャンウン=ITジャーナリスト)