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GMOと佐川 共同出資でEC専門の新会社 07年の売上高、20億円が目標
2007/04/02 20:00
週刊BCN 2007年04月02日vol.1181掲載
GMOソリューションパートナーは、資本金5000万円でGMOインターネットが76%、佐川急便が14%を出資。3月23日から営業を開始している。両社が提携した理由について、GMOインターネットの熊谷社長は「EC分野での新しいサービスを創出するため」としている。
GMOソリューションパートナーが提供する「まるごとEC」は、サイト制作から受発注管理、顧客管理、在庫管理などの通販事業に必要な基本機能を提供するサービスで、オプションで集客支援や運営コンサルティング、代金決済などを揃えた。代金決済では、荷物の配達時に商品代金の決済が可能な佐川急便の「e-コレクト」を採用。価格は、基本機能で月額1万9950円に設定した。GMOソリューションパートナーの松原賢一郎社長は、「国内EC市場は成長傾向にあるものの、人材不足などでネットショップを運営できない企業や個人が多い。その層を支援するため、低価格でネットショップを簡単に導入できるサービスの提供に踏み切った」。ユーザー数については、「07年末に1000店舗への導入を見込む。09年末までには5000店舗を目指す」(松原社長)方針だ。
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