F5ネットワークスジャパン(長崎忠雄社長)は、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)向け支援サイトを「デブ・セントラルv4(DC4)」としてリニューアル、日本語ページを開設した。これにより、国内ベンダーとの連携強化を図る。日本の会員数は、これまでワールドワイドの10%程度。日本語版により、今後1年間で会員数を2倍に引き上げる。

 「デブ・セントラル」は、アプリケーション開発者やネットワーク管理者に対して同社のAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)である「アイコントロール」などを提供するサイト。サイトユーザーは、APIを取得することで自社製品とF5製品との互換性を高めることが可能になる。現在、ワールドワイドで約1万4000人が会員登録している。「DC4」としてのリニューアル後は、WAN最適化やSOA、ウェブサービス、リモートアクセス、セキュリティなどの分野で製品の互換性を追求しているほか、グローバルレベルでのコミュニティやサンプルアプリケーションの提供などを強化している。

 日本語ページの開設は、「国内ベンダーが訪れる傾向が徐々に高まってきている」(伊藤利昭・マーケティングディレクター)ためで、さらに会員数を増やすことに力を注ぐ。同社にとっては、販売代理店であるSIerがサイトに訪れて「パートナーシップを深めることで、競合他社には実現できないソリューションを増やしていく」(帆士敏博・プロダクトマーケティングマネージャー)ことが狙いだ。

 同社は、アプリケーション配信を追求したネットワーク関連製品の提供に特化していることで、国内L4-7市場でトップシェアを獲得している。日本語ページの開設により、同社製品と販売代理店などのアプリケーション連携を強化することで“コンピュータとネットワークの融合”をさらに進めていく。