セキュアコンピューティングジャパン(ロバート E.プリギ社長)はUTM(統合脅威管理)アプライアンスの新製品「Sidewinder(サイドワインダー)7.0」を今年6月に発売する。買収したサイバーガード製品のアップグレードなどを含め、数百台の販売を目標としている。

 同製品は業界で初めて、ファイアウォールにレピュテーションシステム(送信者評価システム)を統合した。同社のIPアドレス、ドメイン、URLや信用度の格付けを行うことでプロアクティブな防御を実現する。

 また、「ぜい弱性がゼロであるため、5年間はパッチをしなくてもいい」(プリギ社長)ことから、競合製品と比べ、TCOの削減にもつながるのが大きな強みとなっている。

 同社製品は官公庁、金融、教育など幅広い業界に採用されているが、今後はさらに金融のなかでもファイナンスや大手民間企業への導入をすすめていく考え。また、販売代理店で1つの製品だけでなく、複数の商品を取り扱うことでソリューションとして販売する。同社のグローバルでの売上高は約300億円(2007年12月期)を見込んでいるが、そのうち日本では10%にあたる30億円ほどの売り上げを目指す。

 親会社であるセキュアコンピューティングは企業向けゲートウェイセキュリティを展開、106か国に1万9000以上の顧客企業を抱えている。