コンサルティングや人材育成事業を手がけるベリタス・コンサルティング(坂尾晃司社長)は、J─SOX対応が遅れ気味な企業向けに、社内外の情報共有をWikiで実現できる支援ツール「J─SOX WikiNote(ウィキノート)」の販売を開始した。コンサルタントや監査人、IT統制を構築するSIerなどと、内部統制評価の洗い出しなどの情報共有を短期間で構築できる。今年度中(2007年12月期)に5000万円の売り上げを目指す。

 同社によると、J─SOX法への未対応企業は「対象企業の半数近くになる」(上野武史・オープソースシステム部サブマネージャー)と分析。08年4月以降の事業年度までの残された準備期間で、プロジェクトを遂行するためには社内外の複数担当者の情報共有を図る必要があるという。

 同ツールはJ─SOX法対応のポータルとして、内部統制を評価する上で必要な「3点セット」の文書化を支援する。Wikiエンジンを搭載しているため、「IT知識がなくても簡単にPHPベースのウェブポータル上で、情報のやりとりや内容のグルーピングができる」(上野サブマネージャー)と話す。

 同ツールは、パートナーのディーネットが提供する「ISO OECD」準拠のホスティングサービスを利用。入力する情報の表出や整理、管理などは、上場企業や上場前後のベンチャー企業に実績のある資産工学研究所の協力を得てコンサルティングを行う。

 価格はハードウェアと設置費用を含めた初期投資が504万円、インフラの保守費用が月額10万5000円。年間10社程度の受注を見込む。