ソフォス(アラン・ブロデリック社長)は9月3日、07年8月のWebベース、メールベースのコンピュータウイルス発生状況をまとめた「Webウイルストップ10」「メールウイルストップ10」を発表した。

 8月はメールに添付されたウイルスが劇的に減少。全メールのなかでウイルスが添付されたメールは、07年1-6月に比べ約3分の1に減った。ただ、その一方で、スパムが急増。とくに、特定企業の株式購入を促す内容を記載したスパムが大量に見つかり、被害も多発したという。

 Webウイルスの1位は、Mal/Iframe(47.8%)。2位以下はMal/ObfJS(17.7%)、Troj/Decdec(14.0%)、Troj/Fujif(4.3%)、Mal/EncPk(2.5%)、Troj/Psyme(2.2%)、Mal/Packer(1.1%)、Troj/Pintadd(1.0%)、VBS/Redlof(0.7%)、Mal/Behav(0.5%)。先月に引き続きMal/Iframeが1位だが、ポイントで見ると先月の56.0%から減少した。一方で3位のTroj/Decdecが、7月の3.5%から14.0%と大幅に増加した。

 メールウイルスのトップ10は、W32/Netsky(30.5%)、W32/Zafi(20.0%)、W32/Mytob(15.0%)、Troj/Pushdo(10.8%)、Troj/Dloadr(4.8%)、W32/MyDoom(4.4%)、Mal/Dropper(2.3%)、W32/Bagle(2.1%)、W32/Sality(1.8%)、W32/Traxg(1.2%)。

 マルウェアに感染したWebサイトをホスティングする国別ランキングは、中国がトップで44.8%。その後は、アメリカ(20.8%)、ロシア(11.3%)、ウクライナ(7.7%)、ポーランド(2.4%)、ドイツ(1.6%)、オランダ(1.1%)、イタリア(0.9%)、カナダ(0.8%)、イギリス(0.8%)と続く。上位3か国の順位変動はないが、全体に占める3か国の割合が約10%減少した。