NTTソフトウェア(伊土誠一社長)は、シングルサインオンソフトと、ID管理製品を組み合わせ、監査機能を強化したアイデンティティ管理ソリューションを発売、販売パートナーを拡充するなどして拡販する。

 このソリューションは、同社が1998年から販売しているシングルサインオン製品「CSLGuard(コンソールガード)」とID管理製品「ACTCenter(アクトセンター)」を組み合わせてID管理ソリューションとして売り出したもの。内部統制対策のために、監査機能を強化した。販売パートナーを5社ほど拡充し、1000ユーザー以上の官公庁、金融、教育機関、製造などを対象に販売、3年間で30億円の売り上げを目指す。

 「CSLGuard」はウィンドウズログイン認証から、ウェブ、クライアント/サーバーなど、多岐にわたるシステムに対応し、シングルサインオンを実現する。また、「ACTCenter」は、複数のシステムのアカウント、アクセス権限を一元的に管理し、アカウントの追加や変更を事前にスケジュールを組んで管理できる。

 今回は同2製品の内部統制対策を強化し、シングルサインオンでの各システムの監査ログの一元化を図ったほか、削除されていないアカウントを検知し自動削除する。

 ID管理でも、「特権ID」に強みを持っている。「特権ID」とは情報システムのメンテナンスの際に使用するルート権限やアドミニストレータ権限などのID/パスワードのこと。昨今では企業内で管理するサーバーが増えたことや、個別にシステムが管理されている場合、また手作業で特権IDを運用することで、誰がシステムにアクセスしているのかが記録されていなかったり、IDの管理漏れが発生するなどの問題が生じている。

 同ソリューションでは、集中ID管理端末から、各システムのID管理や一時的に貸し出すID管理ができる。特権IDとパスワードは特定の日時のみ払い出すことで、作業終了時には自動的にIDを無効化、もしくは強制的に変更する。一時的に貸し出した特権IDは使用後に消滅するが、払い出しやアクセス状況はログとして残る仕組み。

 「企業間やグループ企業間での認証連携や、ERP製品、ポータル製品との連携も強化していきたい」(営業推進本部第二営業本部 ソリューション営業部門の小牧徳夫・部門長)としている。