NECとNECパーソナルプロダクツは10月2日、屋内にあるPCの機能を遠隔利用するなど、新たなホームサーバークライアントソリューションの実現に向け、「リモートスクリーンテクノロジ」「マルチレコードキャストテクノロジ」「ハイリライアブルデザイン」の3つの技術を開発したと発表した。「リモートスクリーンテクノロジ」は、独自のデータ圧縮・伸張方式により...

 NECとNECパーソナルプロダクツは10月2日、屋内にあるPCの機能を遠隔利用するなど、新たなホームサーバークライアントソリューションの実現に向け、「リモートスクリーンテクノロジ」「マルチレコードキャストテクノロジ」「ハイリライアブルデザイン」の3つの技術を開発したと発表した。

 「リモートスクリーンテクノロジ」は、独自のデータ圧縮・伸張方式により、屋内にあるPCの画面情報と音声情報を、無線LANなどの既存ネットワークを通じてさまざまなクライアント機器に転送する技術。これにより、小型・軽量なモバイル機器からでも屋内にあるPCの電源をオン・オフできるほか、PCの高性能な機能を遠隔利用することも可能。クライアント機器とPC間の通信にはVPN接続を採用し、セキュリティを確保する。

 「マルチレコードキャストテクノロジ」では、HDDの読み書き速度を高速化するHDD高速アクセス技術と、PCからデジタル放送を配信する際の処理を高速で行う専用LSIとを組み合わせ、デジタル放送の録画・配信処理性能を向上。この技術を搭載することで、デジタル放送の2番組録画と2番組配信を同時に行える。

 「ハイリライアブルデザイン」では、従来のPCと異なり、PC部分とレコーダ部分の処理を分離し、録画中でもPC側に負荷を与えない「セパレート構造」や、レコーダ部分を24時間監視し、異常が発生した場合に自動復旧する機能、HDDの耐久性を高める機能を採用することで、ホームサーバーに必要な長期・安定稼動を実現する。

 NECでは、これらの技術を採用した製品を08年前半までに商品化し、拡販する予定。