JIPテクノサイエンス(永井光俊社長)は10月22日、地方公共団体が取り組む道路橋の「長寿命化修繕計画策定事業」を支援するシステム「長寿郎/BG」を12月1日に発売すると発表した。

 道路橋の点検や管理業務を効率化するためのシステム。07年度の国土交通省道路局関係予算決定概要の「長寿命化修繕計画策定事業」創設で、需要が強まると判断し製品化に至った。システムは、「点検データ収集」「情報管理」「事業計画策定支援」の3つのサブシステムで構成する。

 「点検データ収集サブシステム」は、損傷図記入用の図面ファイルを読み込み、携帯電話で撮影した損傷写真と図面のリンク機能を備える。専門点検員ではない自治体職員の使用も想定し、携帯電話での簡易入力も可能だ。

 「情報管理サブシステム」は、データの登録や変更、検索、削除操作機能を搭載。日常および定期点検の結果や補修履歴結果をcsvファイルで取り込むことで、データの更新を容易にした。

 「事業計画策定支援サブシステム」は、事前設定した構造物の劣化曲線をもとに、道路橋の寿命を想定可能。修繕計画を策定する時に、損傷ごとの重要度を設定でき、調達ルートや輸送設備を設定することで、個別の予算作成もできる。

 目標売上高は2億円。今後は港湾やダム施設など、道路以外の維持管理システムの開発にも取り組む予定。